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GDPランキングには、国際通貨基金IMFの統計、世界銀行による統計など複数あり、一人当たりGDPランキングもあります。GDPランキングについて、世界各都市の2020年のGDP予想ランキングをまとめた研究報告が発表されています。
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GDPランキングは世界中の国および地域の国内総生産順リストのことで、国内総生産及び一人当たりの国内総生産のリストを知ることができます。国内総生産とはある期間内に国内で生産された財貨やサービスの付加価値の合計で、企業の等の最終的な産出額から原材料費や輸送費などの中間投入額を差し引いたものをいいます。輸出も付加価値に含まれますが、国内総生産の対象はあくまで国内での生産であって外国で生産、流通されるサービスは含みません。GDPに対してGNPは国民が生産したサービスを対象とするので外国で日本人が生産した付加価値が含まれます。
GDPランキングは国内の純粋な経済の流動性を知る指標なので、最新の数値だけではなく伸び率(成長率)が重視されます。日本では国連が採用している国民経済計算という方法にのっとり、内閣府が統計を実施し、1年間を四半期に分けて3か月ごとの速報が発表されます。なお、ある程度長期的な予想値も発表されていますが、こちらはあくまで予想であり随時修正もされています。
GDPランキングについて、GDPには国内総生産額を自国の通貨で算出し、その時点での為替レートでアメリカドルに換算した数値と、購買力平価(PPP)と呼ばれる数値の2種類あります。PPPは一定の種類と量のサービスを得るために必要な通貨の額で、同じ商品を同じ数だけ買うのに日本円ならいくら、アメリカドルならいくら必要かを比較すれば、必要な日本円=アメリカドルという通貨の価値を見出すことができる概念です。日本でAという商品1つが100円で、アメリカでは150ドルであれば100円=150アメリカドル=商品Aひとつあたりの価値となります。通貨ベースのGDPはその国全体の経済力を、PPPによるGDPは国民の豊かさを測る指標といえます。
GDPランキングは国際通貨基金IMFの統計、世界銀行による統計など複数あるので、参照する場合、正確な伸び率を知るためにもどちらの数値を採用したリストなのかを区別する必要があります。世界の経済状況、世界における日本の経済的位置を知るには客観的で便利な統計ですが、統計の原則や指標の読み取り方を知らずに単にランキングとして日本は上位か、と安心するような見方では甘いです。世界的な金融危機が懸念されている今こそ、GDPランキングなどに関心を持って経済の動きを掴むことは大切なのではないでしょうか。
